土屋悠太郎 ~タイ・ランナー舞踊の名刺web~

バンコク在住。タイ北部ランナー地方の芸能を継承する子連れタイ舞踊家のブログ

 
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寝台列車、上段席の悪夢…

今回は久しぶりにチェンマイ~バンコク間の移動に夜行列車を利用。
2人旅なのに寝台の上段席しか空いておらず仕方なくその切符を購入していた。
20171226124147c8b.jpg 
席に着くと、周囲を田舎のおじちゃんおばちゃんたちに包囲され、人が寝ていようが目の前で集合し記念撮影を始めたりとやたら騒がしい。しかも子供好きなので息子に話しかけてきてからは世間話しのノリでプライベートな話題にも見事に踏み込んでくる…けっきょくいっぱいお話しさせられた笑

案の定、夜はぱたりと寝てくれたが、問題はこれから。


これまで寝台列車は窓のある下段席で狭いながら息子と休んできたが、初上段席での添い寝は子連れにとってしゃれにならない過酷な環境だった!!

まず落ちれば間違いなく怪我する高さなのに安全装置が心もとない紐2本。
そこに息子と並び身体を横にして、端っこギリギリで寝る僕の背中はスースーと風が吹きかなりやばい状態。。
201712261241509c7.jpg 
それでも疲れ過ぎてたので注意して眠ってみたけれど、さすがに寝苦しくなり苦肉の策で2人の頭と足側を逆にしスペースを作り出したのが写真のとおり。

さらに問題が。。

タイならではの無慈悲な冷房が付いていない扇風機車両を選んだというのに、通気孔からの冷気はガンガン頭に当たる設計で、しかも穴を塞ごうと開閉レバーを動かした途端、真っ黒な塵が顔面にバサッと落ちてくるという…。
しかも、それでも冷気は止まらないという不快きわまりない状況に笑うしかなかった。。。

一人で旅してた頃は苦にも思わなかったことが、ゲームの裏面ステージのように世界の難易度を増して再度経験させてくれる今は本当に鍛えられるし疲れる。
が、その分、彼のおかげで心強く楽しくもあるのだけど。

けっきょく息子の安眠環境を確保&落下防止しつつ、僕自身が落ちぬよう眠るという神経の休まらぬ長い夜を明かす。
201712261241498e8.jpg 
…うたた寝程度に休んだ寝台の上段から無事下山。息子はよく眠れたようで良かったが、一方の僕はずっと彼を守ってるし横になっても座っても狭くて身体が伸ばせなかったので節々が痛む。。

ここに今回の教訓!
子連れでタイの寝台列車[上段]に寝ざるを得ない時の身の守り方をご参考ください。

1.(頭と足側を逆側にして横になり)両足で子供が外側に行かぬようブロック。
2.片手を子供の足に触れておき動きがあったら即起きてセーブ。
3.うっかり自分が落下せぬよう安全紐に肘と膝を当て位置を確認しておく。
※ただし強度は信用できないので体重をかけ過ぎないこと。

ともあれ事故がなくてなによりだった。もう2度と子連れで寝台列車の上段には乗らないぞ!
バンコク•フアランポーン駅に到着して頭に浮かぶのは「いち早く帰宅して身も心も落ち着けて横になって休みたい」ことだけでした。笑





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プロフィール

土屋悠太郎

Author:土屋悠太郎
◆タイ舞踊家-タイ北部ランナー文化継承-
【ランナー舞踊フォンジューン/剣舞フォンダープ/太鼓演舞グロンサバチャイ、チャイヤモンコン/テーワキンカラ―/ティンボン、モンスーン、チャープ演奏ほか】
タイネーム:Siri Mongkol Skana


1981生、神奈川県出身。京都精華大学卒業。
2002年、タイ・チェンマイに留学した際にPo kruu Mongkol(モンコン師匠)、kruu Peerawat Shiengcharee(ガン先生)に出会い、師事する。
北部タイ・ランナー地方の伝統舞踊フォンジューン、剣舞フォンダープを習得。人間国宝kruu Pan(パン先生)にも指導を受け、現地で多くのショーに出演し、経験を積む。
帰国後、タイフェスティバルやタイ王国総領事館主催パーティー招聘出演など日本国内のショー多数。

大学卒業後、三重県伊賀市で1年間の有機農業研修に従事。田畑を耕し、過疎地域に若者を招いて盛り上げる。その後、東京での俳優活動を経て、障がい者や高齢者と関わる仕事に携わる。利用者さんとの交流を通し、タイ芸能の「人を明るく元気にする力」を確信。2009年以降、毎年タイに渡り修行する。
2012年、師匠からSiri Mongkol Skanaという名前を授かる。

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2009年4月~6月渡タイ
kruu Saran Suwannachot(ニック先生)、人間国宝のkruu Kam(カム先生)に剣舞フォンダープをご指導いただく。モンコン師匠と7年ぶりの再会を果たす。

2010年4月~5月渡タイ
モンコン師匠のもと2ヶ月間の住み込み修行。ランナー芸能を幅広く学ぶ。太鼓作りの技法も学び、自作のサバチャイ太鼓とモンスーン太鼓を持ち帰る。

2011年3月、仙台在住時に東日本大震災発生。災害ボランティア活動に専念したのち、表現による支援活動を続ける。

2012年4月渡タイ
自身の誕生日に行った儀式ワイクルーにて「Siri Mongkol Skana」のタイネームを師匠より授かる。

2013年、初めての子どもを迎える。

2014年1月渡タイ
モンコン師匠宅で修行。kruu(先生)としての教えを受ける。ワイクルーを行うための特別なpapikaneet(象の顔をした表現の神)像を拝受。

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◆タイ芸能集団アロム・ランナー 主宰
タイで習得した芸能をもとに日本で喜ばれる表現方法を研究、実践する表現集団。タイ芸能ショー、異文化体験ワークショップの他、ハイブリッド紙芝居「とびだす紙芝居!タイのむかしばなし」では芝居、舞踊、楽器演奏をミックスした新しい表現スタイルの作品を上演。タイを身近に感じてもらえるプログラムが好評。(文化庁芸術家派遣事業プログラムとして2012年以降、実施)団体名は、ランナー地方の芸能の魅力が伝わるショーを目指し「ランナー気分」という意。

◆Art Revival Connection TOHOKU(ARC>T)
2011年3月11日の東日本大震災後、東北の舞台人が集まりジャンルを超えて結成した団体。4月設立当初から参加。文化を通して東北の復興を応援する取り組みにタイ芸能を活かした活動を行う。

◆夢トラック劇団~結~
NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが震災直後に主催したプロジェクト。4tトラックの荷台を舞台に、津波で被災した沿岸地域の子どもたちに芝居を届ける。
2011.4/29-5/5岩手~宮城(釜石・山田町・陸前高田・名取・東松島・石巻)全6ステージ。

◆TheatreGroup”OCT/PASS”
Vol.33“Play Kenji”♯6東日本大震災魂鎮め公演『人や銀河や修羅や海胆は』賛助出演。
2011.7/9-7/30宮城県内(大河原えずこホール・仙台錦町公園・瀧澤寺・秋保・古川)全8ステージ。
東北が誇る劇作・演出家、石川裕人を代表とする劇団。前身はアングラ劇団十月劇場。夢トラック出演時、裕人さんに誘われ震災後初の劇団公演参加。

◆絆支援員ワークショップ講師。仮設住宅を巡回する支援員のコミュニケーションワークショップを実施。

◆文化庁 H23-27年度「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」[東日本大震災復興支援対応]でさまざまなタイ芸能プログラムを実施。仙台市内・宮城県域の幼児~小学生にショーを届ける。

◆お芝居デリバリーまりまり
さまざまな場所にお芝居を届ける東京の俳優集団。タイの芸能を活かした取り組みも行う。『2009-10福祉職就労支援事業(厚労省委託事業)』『2011-12日本→ブラジルお芝居出前プロジェクト(静岡文化芸術大学・国際交流基金)』浜松公演~2012.8/6-23ブラジルツアー参加。

◆杜の都の演劇祭2012『深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール』プログラムディレクター。タイ芸能ショー含む構成、演出、出演。2013年2月1日(金)-3日(日)全6ステージ@タイ料理店サバイサバイ

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