土屋悠太郎 ~タイ・ランナー舞踊の名刺web~

バンコク在住。タイ北部ランナー地方の芸能を継承する子連れタイ舞踊家のブログ

 
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み仏のはからい2

北タイ芸能教室、前回ショーのふり返り&打ち合わせが楽しかった。
この感覚はうれしい。

来年2月の最終ショーが、バンコクで教え始めてちょうど1年という節目でとても感慨深い。
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修行以外の実践の場としてここで悩み、考え、答えを見出してきたことは先々の自信に繋がる。

師匠から学び続けてきたものが僕の形に成り始めている。
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子どもと一緒、自他ともに成長し変わってゆける。そこへの信頼。ไหว้
(1.息子画の仏陀、2.ファミリーデイにて祈り捧げる図)



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「Rama」最終稽古@アユタヤ

今日は来年1月チュラロンコン大学で発表するP Aoの舞台作品の最終稽古。
指導教授の監修を受けるためご自宅に近いアユタヤまで遠征。
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大好きなキング先生と一緒で息子も上機嫌ですが往復4時間。遠いな。。。

練習場所のラチャパット•アユタヤ大学に到着、さっそく稽古開始。
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写真は息子撮影。
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今回、P Aoのチュラロンコン大学院舞台芸術の指導教授Naraphong Charassriの指導により構成演出が大幅変更し、作者の見せたい意図がより明確になった。
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本番はあっという間に来るだろなぁ。
専門外の大技は慎重に、そして内面の表現と見せ場をしっかり見せきりたい。

<P AoのFacebook記録写真より>
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今回参加してるプロジェクトで関わる2人の紹介を。
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タンマサート大学の芸術教師であり、育児と学業を両立させてきた尊敬できるパワフルな母親で今作品ディレクターP Ao。
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ラチャパット大学で舞踊教師をしていて、2年前に学生たちの卒業制作に外国人の僕に賛助出演を認め、それ以降も友として接してくれてるキング先生。
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心優しく理解のある芸術家であるこの2人との作品作りだから、今回なんの不安もなく信頼してパフォーマンスができる。
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息子も安心して付いて来てくれるのは良い場の証拠。
心からいい本番にしたい。



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ファミリーデイにふさわしいショーを

[12月20日]
朝稽古して幼稚園送迎後、北タイ芸能教室。

今日は剣舞の確認とショーに向けた想いをそれぞれから聞かせて頂く。
皆、貴重な時間をかけてきたのだから一心に花開かせてほしい。
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語り合いながら僕も気持ちを整理。芸能を教えたりショーをする時の目的、願い。その根っこ。


[12月22日]
今日は幼稚園でファミリーデイというイベント。
家族への感謝、幸せを祈って早朝からお坊さんのお経を賜り各家庭ごとにお供え物を捧げる行事です。
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その後、僕たち北タイ芸能教室がショーをしました。
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僕は聖なる白い鹿に乗って駆け回るオリジナル演目「トー•ジープン」を披露。
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子どもたちの天真爛漫な笑顔と大人たちの失笑を一身に受け止める。笑
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興味津々で見て笑う子、
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近づくとキャー!と恐がるふりをする子も可愛い。
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疾走!(迷走?笑)
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5年前に創作し、宮城県仙台市の幼稚園で踊って以来の日の目でした。
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次はメンバーによる演舞。
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4人のパフォーマンスは練習の時よりずっと良くなっていました。
これぞ思いの力。
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途中、僕らの子どもたちがやって来ました。
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おーい、踊れないぞ〜。笑
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あとでどうして出てきたの?と聞いたら「皆のお母さんたちが頑張ってるから行かなきゃと思った」そうで。涙

親の背中を見るってこういうことなんだろうな。
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この日の剣舞は型の中にそれぞれの想いが感じられて実に芸術的でした。
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1人1人の演舞に個性や生き様が現われてきたので来年2月最終ショーがどうなるか?とても楽しみです。
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お手伝いしてくださった皆さま、温かく見守ってくださった幼稚園関係者の皆々さま、心からありがとうございました!
北タイ芸能教室の皆さん、本当にお疲れ様でした!!

<メンバーの感想を抜粋して>
皆さんとのショーができて、ファミリーデイをより楽しむことができました。ありがとうございました。
「出し切る」「溶け合う」ことが今日やるべきことであり、喜びだと思い、舞いました。
あっという間で夢かと思うくらい。太股に残ったあざが練習で力んでいたことを物語ってます。
皆さんがいたおかげで、今日は力まず楽しんでやれました。
途中、子どもたちが近くにいたり、狭くて後ろを気にしてしまったりして動きが止まった部分はあったので、のちほどビデオで動けてなさにびっくりするんだと思います(笑)

昨日はお疲れ様でした。
あっという間のショーだったなぁと!
でも演じている時も終わった後も、楽しさが心地よく、みんなと共有できた気がしました。
悠太郎さんの鹿の演舞が終わった時、後ろの観客席から「これはいいなぁ😆」と呟きが聴こえてきましたよ✨
ありがとうございました。

4人剣舞の時の写真を送ってくれたのですが、子どもたちも、横で参加してくれていたんですね。
踊っている時もその後も...この写真を見るまで気づきませんでしたが、見た瞬間に感動しました。
あまりに感動したので、共有させてください。
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目標のひとつが達成できたような気がします。
苦手な剣舞、頑張ってよかったです。ありがとうございます!
次回は、タイの子どもたちに恩返しする番です。その気持ちを込めたいです。

(以上)

すべてに感謝。ワイ。




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修行をふり返って、

今回のチェンマイ修行で2018年もラスト。
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やるだけやってきたし成長も感じてる。もちろん未熟さも。
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師匠は残りの在タイ期間で「修行を完成させる」と言ってくれる。
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僕も、この日々を一生誇りにできるようやりきりたい!
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祈りに似た気持ちでそんなことを思った心身休めの1日。

ไหว้

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12月チェンマイ修行記録②

12月15日
いままでやってきた修行と並行し、タイ仮面舞踊劇の勉強にも取り組み始めた。
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そもそも師匠はその道の超一流の指導者で、若い頃は王族の前で演じたり役者として活躍してきた。
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今までは余裕がなく学びたいとまったく思わなかったけど、心技体が鍛えられて僕の下地が出来たことや、舞台マハーバーラタの仕事もあって特別に教えてくれることになった。
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同じタイの芸術でも別ジャンルなので難しいけど面白い。
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なにより自分の変化が楽しみ。大いに学べ、学べ。

12月17日
今月の修行最終日も星を眺めながら朝練し、
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僕らの連なる人間国宝の故パン先生が幼少期学んだ縁あるお寺でそのまま功徳積むショーへ。
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ドイサケットの方々が芸能を奉納し、それを見守る人々の優しさが心地よかった。
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僕ら弟子も演舞して笑顔の拍手を頂いた。

そして無事バンコク到着、タクシー待ちの図。
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よく頑張ったね。お疲れ様!


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12月チェンマイ修行記録①

12月12日
チェンマイ到着。12月修行開始。
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12月13日
朝稽古終わり。雨を感じながら身体動かすのも気持ちいい。
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どこまで望むものに近づけるか。師匠をひたすらにひたむきに追いかけよう。
ご縁があってタイにいる「今しかできないこと」だから。
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この日は、師匠の大工仕事を手伝うことが僕の経験値となった。
こうした技術や知識は舞踊専門学校でも学ばないけど、芸能や文化の成り立ちを知り理解を深めるためには大切だと師匠は昔から大事にしている。それで僕もこれまで自分の太鼓や諸々の道具を制作してきた。
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最近はつくづく「教室では学べない、コミュニティでこそ育まれるものが在る」と感じている。
そこで教授される真意は師弟間の敬意と信頼関係がないと伝わらないし見えてこない。
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自然に近い子どもはぐんぐん吸収する一方、頭の固くなった大人は見事に下手くそだ。
見よう見まねで毎回学んでいる息子の姿は示唆に富む。

12月14日
この時期、朝練はほぼ夜みたいな暗さ。
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だんだん明るくなり師匠が現れるまでは1人で運動して汗をかく。

指導を受け始め1~2時間ほど経つと、家の窓が開いて「おはよー!」と息子の大きな声がする。
ほっとする瞬間。
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今日も彼に何度も笑わされたり癒された。
それ以上にわずらわされたり注意したりする時もあるけれど感謝の優る日々。

いつもありがとう。

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繋がり、連なり

12月9日

わざわざ日本から舞踊を学びに来てくださった阿部聖さんの集中稽古を開始。
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宮城県仙台市で活躍するタイ芸能サークル ミーオカー石澤佳奈さんに教わり、型をしっかり身に付けているので細かい点の修正改善がさくさく進みます。
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阿部さんと互いの時間を共有し色々なお話をする中で僕らが今向き合う意味も見出しました。
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稽古に飛び入り参加して素敵な写真を撮ってくださった北タイ芸能教室の香代子さんもありがとうございました!
互いの剣舞を見せ合う交流が出来て嬉しかったです。


12月10日

阿部さんの個人レッスン完了。
受け渡した知識と技術が身にしみてから自覚に至る過程を観察できました。
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僕が仙台で活動してたこと、石澤さんに踊りを教えて一緒に活動してた時間、それらが阿部さんを通して感じられてくる。
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どれも奇跡のように尊くて、嬉しくて感謝しかありません。ไหว้
明日は北タイ芸能教室の練習に合流し、何かしらの収穫があればいいなと思います。


12月11日

北タイ芸能教室の次回ショー練習に阿部さんも参加して交流。
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出会うべくして会ったり、今考えるべきことに触れられたり、時と場所が交差して楽しかったです。
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この数日間、他分野でプロフェッショナルな阿部さんと個人レッスンだけでなくお茶する時間も有意義でした。

最終日の晩ご飯を我が家でご一緒し、別れ際に泣いた息子
阿部さんが大好きになってました(笑)またお会いしましょう!!


[おまけ]修行、特訓、悶絶の図。笑
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お疲れ様でした〜!

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み仏のはからい

12月6日、北タイ芸能教室の次回ショーについて打ち合わせ。
いっぱいアイデア出しをしながら「僕よく話してるなー」とふと考えた。

タイに住み始めた最初の1年間はほぼ息子と過ごすばかりで妻以外と日本語を交わすことの少ない日々を過ごしてた。
それを思うと今この教室を主宰して日本語脳を働かせる機会になっているし、仲間という他者がいるから1人の時とは選択も行動も変化して結果的に鍛えられている。

この活動自体が僕の今やるべきこととして起こり無意識に取り組むことになっている出来事なんだろうなぁと思えた。
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み仏のはからい、ไหว้

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プロフィール

土屋悠太郎

Author:土屋悠太郎
◆タイ舞踊家-タイ北部ランナー文化継承-
【ランナー舞踊フォンジューン/剣舞フォンダープ/太鼓演舞グロンサバチャイ、チャイヤモンコン/テーワキンカラ―/ティンボン、モンスーン、チャープ演奏ほか】
タイネーム:Siri Mongkol Skana


1981生、神奈川県出身。京都精華大学卒業。
2002年、タイ・チェンマイに留学した際にPo kruu Mongkol(モンコン師匠)、kruu Peerawat Shiengcharee(ガン先生)に出会い、師事する。
北部タイ・ランナー地方の伝統舞踊フォンジューン、剣舞フォンダープを習得。人間国宝kruu Pan(パン先生)にも指導を受け、現地で多くのショーに出演し、経験を積む。
帰国後、タイフェスティバルやタイ王国総領事館主催パーティー招聘出演など日本国内のショー多数。

大学卒業後、三重県伊賀市で1年間の有機農業研修に従事。田畑を耕し、過疎地域に若者を招いて盛り上げる。その後、東京での俳優活動を経て、障がい者や高齢者と関わる仕事に携わる。利用者さんとの交流を通し、タイ芸能の「人を明るく元気にする力」を確信。2009年以降、毎年タイに渡り修行する。
2012年、師匠からSiri Mongkol Skanaという名前を授かる。

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2009年4月~6月渡タイ
kruu Saran Suwannachot(ニック先生)、人間国宝のkruu Kam(カム先生)に剣舞フォンダープをご指導いただく。モンコン師匠と7年ぶりの再会を果たす。

2010年4月~5月渡タイ
モンコン師匠のもと2ヶ月間の住み込み修行。ランナー芸能を幅広く学ぶ。太鼓作りの技法も学び、自作のサバチャイ太鼓とモンスーン太鼓を持ち帰る。

2011年3月、仙台在住時に東日本大震災発生。災害ボランティア活動に専念したのち、表現による支援活動を続ける。

2012年4月渡タイ
自身の誕生日に行った儀式ワイクルーにて「Siri Mongkol Skana」のタイネームを師匠より授かる。

2013年、初めての子どもを迎える。

2014年1月渡タイ
モンコン師匠宅で修行。kruu(先生)としての教えを受ける。ワイクルーを行うための特別なpapikaneet(象の顔をした表現の神)像を拝受。

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◆タイ芸能集団アロム・ランナー 主宰
タイで習得した芸能をもとに日本で喜ばれる表現方法を研究、実践する表現集団。タイ芸能ショー、異文化体験ワークショップの他、ハイブリッド紙芝居「とびだす紙芝居!タイのむかしばなし」では芝居、舞踊、楽器演奏をミックスした新しい表現スタイルの作品を上演。タイを身近に感じてもらえるプログラムが好評。(文化庁芸術家派遣事業プログラムとして2012年以降、実施)団体名は、ランナー地方の芸能の魅力が伝わるショーを目指し「ランナー気分」という意。

◆Art Revival Connection TOHOKU(ARC>T)
2011年3月11日の東日本大震災後、東北の舞台人が集まりジャンルを超えて結成した団体。4月設立当初から参加。文化を通して東北の復興を応援する取り組みにタイ芸能を活かした活動を行う。

◆夢トラック劇団~結~
NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが震災直後に主催したプロジェクト。4tトラックの荷台を舞台に、津波で被災した沿岸地域の子どもたちに芝居を届ける。
2011.4/29-5/5岩手~宮城(釜石・山田町・陸前高田・名取・東松島・石巻)全6ステージ。

◆TheatreGroup”OCT/PASS”
Vol.33“Play Kenji”♯6東日本大震災魂鎮め公演『人や銀河や修羅や海胆は』賛助出演。
2011.7/9-7/30宮城県内(大河原えずこホール・仙台錦町公園・瀧澤寺・秋保・古川)全8ステージ。
東北が誇る劇作・演出家、石川裕人を代表とする劇団。前身はアングラ劇団十月劇場。夢トラック出演時、裕人さんに誘われ震災後初の劇団公演参加。

◆絆支援員ワークショップ講師。仮設住宅を巡回する支援員のコミュニケーションワークショップを実施。

◆文化庁 H23-27年度「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」[東日本大震災復興支援対応]でさまざまなタイ芸能プログラムを実施。仙台市内・宮城県域の幼児~小学生にショーを届ける。

◆お芝居デリバリーまりまり
さまざまな場所にお芝居を届ける東京の俳優集団。タイの芸能を活かした取り組みも行う。『2009-10福祉職就労支援事業(厚労省委託事業)』『2011-12日本→ブラジルお芝居出前プロジェクト(静岡文化芸術大学・国際交流基金)』浜松公演~2012.8/6-23ブラジルツアー参加。

◆杜の都の演劇祭2012『深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール』プログラムディレクター。タイ芸能ショー含む構成、演出、出演。2013年2月1日(金)-3日(日)全6ステージ@タイ料理店サバイサバイ

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