土屋悠太郎 ~タイ・ランナー舞踊の名刺web~

バンコク在住。タイ北部ランナー地方の芸能を継承する子連れタイ舞踊家のブログ

 
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ワイクルー儀式と息子の成長

4月のチェンマイ滞在修行中に36歳の誕生日を迎えました。
お祝いメールをくださった皆様ありがとうございます。

この夜、息子が歌ってくれたバースデーソングに心洗われました。
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修行中、師匠のお仕事に同行しチェンライへ。
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メーファールワン大学のワイクルー儀式に参加。
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奉納舞踊の様子。
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師匠のはからいと仲間たちに支えられ、僕は長棒マイコーン演舞をはじめ剣舞フォンダープやチャープ演奏で舞台に立ち経験値を積みました。


でも、特筆すべきはこの日の出来事。
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僕がステージに出て剣舞をし始めた時のことです。

なぜか急に客席から歓声が上がったので振り返ると、息子が(勝手に)登場し木剣を手に踊りだしてるではありませんか!
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演奏してる仲間たちも大笑い。仕方なしに僕は彼と向き合って踊ることに。

かけ合いは終始めちゃくちゃでしたが、そんなこと関係なしに会場は笑顔と笑い声に満たされていました。
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ショーが終わると息子はチップを頂戴したり、学生さんたちと記念撮影が始まったりで大人気。
師匠は「2人のショーが皆の心を1番動かした。これが芸術だ」と言って笑いました。

快く楽しんでくださった皆さんには感謝感謝。僕は完全に引き立て役でしたが…笑
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帰りの車内は皆ぐっすり。心地よい疲れを感じながらボーっと考えていた。

当日は朝から息子もやる気満々だったとはいえ、あの行動には正直本当に驚いた。勝手な行動とはいえ、自分で人前に出てきてしかも踊るのはなかなか勇気がいるしすごいこと。成長を感じた。

それから、彼のおかげで舞台上での得がたい学びと、「親子初共演」という素晴らしい経験を得られたのだ。
どうもありがとう。
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チェンマイ修行に息子も一緒に訪れるようになって、彼は遊びながら過ごしているけれど、間違いなく僕の学ぶ様子を見て舞踊も気持ちも自分のものにしているのを感じる。そして師匠もそれを分かって見守ってくれている。

僕は今「先生」としての知恵とテクニックも教わっているけれど、蓄積するほどに僕自身は日本で良い先生にほとんど出会ってこなかったように感じる。今やれる学びをしかと自分のものにして、将来出会う子供から大人まで、その人の人生を豊かに輝かせられるような先生になりたいな。





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プロフィール

土屋悠太郎

Author:土屋悠太郎
◆タイ舞踊家-タイ北部ランナー文化継承-
【ランナー舞踊フォンジューン/剣舞フォンダープ/太鼓演舞グロンサバチャイ、チャイヤモンコン/テーワキンカラ―/ティンボン、モンスーン、チャープ演奏ほか】
タイネーム:Siri Mongkol Skana


1981生、神奈川県出身。京都精華大学卒業。
2002年、タイ・チェンマイに留学した際にPo kruu Mongkol(モンコン師匠)、kruu Peerawat Shiengcharee(ガン先生)に出会い、師事する。
北部タイ・ランナー地方の伝統舞踊フォンジューン、剣舞フォンダープを習得。人間国宝kruu Pan(パン先生)にも指導を受け、現地で多くのショーに出演し、経験を積む。
帰国後、タイフェスティバルやタイ王国総領事館主催パーティー招聘出演など日本国内のショー多数。

大学卒業後、三重県伊賀市で1年間の有機農業研修に従事。田畑を耕し、過疎地域に若者を招いて盛り上げる。その後、東京での俳優活動を経て、障がい者や高齢者と関わる仕事に携わる。利用者さんとの交流を通し、タイ芸能の「人を明るく元気にする力」を確信。2009年以降、毎年タイに渡り修行する。
2012年、師匠からSiri Mongkol Skanaという名前を授かる。
現在は育児のかたわら、東京を拠点に全国各地のイベントやショーに出演、ワークショップを行う。

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2009年4月~6月渡タイ
kruu Saran Suwannachot(ニック先生)、人間国宝のkruu Kam(カム先生)に剣舞フォンダープをご指導いただく。モンコン師匠と7年ぶりの再会を果たす。

2010年4月~5月渡タイ
モンコン師匠のもと2ヶ月間の住み込み修行。ランナー芸能を幅広く学ぶ。太鼓作りの技法も学び、自作のサバチャイ太鼓とモンスーン太鼓を持ち帰る。

2011年3月、仙台在住時に東日本大震災発生。災害ボランティア活動に専念したのち、表現による支援活動を続ける。

2012年4月渡タイ
自身の誕生日に行った儀式ワイクルーにて「Siri Mongkol Skana」のタイネームを師匠より授かる。

2013年、初めての子どもを迎える。

2014年1月渡タイ
モンコン師匠宅で修行。kruu(先生)としての教えを受ける。ワイクルーを行うための特別なpapikaneet(象の顔をした表現の神)像を拝受。

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◆タイ芸能集団アロム・ランナー 主宰
タイで習得した芸能をもとに日本で喜ばれる表現方法を研究、実践する表現集団。タイ芸能ショー、異文化体験ワークショップの他、ハイブリッド紙芝居「とびだす紙芝居!タイのむかしばなし」では芝居、舞踊、楽器演奏をミックスした新しい表現スタイルの作品を上演。タイを身近に感じてもらえるプログラムが好評。(文化庁芸術家派遣事業プログラムとして2012年以降、実施)団体名は、ランナー地方の芸能の魅力が伝わるショーを目指し「ランナー気分」という意。

◆Art Revival Connection TOHOKU(ARC>T)
2011年3月11日の東日本大震災後、東北の舞台人が集まりジャンルを超えて結成した団体。4月設立当初から参加。文化を通して東北の復興を応援する取り組みにタイ芸能を活かした活動を行う。

◆夢トラック劇団~結~
NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが震災直後に主催したプロジェクト。4tトラックの荷台を舞台に、津波で被災した沿岸地域の子どもたちに芝居を届ける。
2011.4/29-5/5岩手~宮城(釜石・山田町・陸前高田・名取・東松島・石巻)全6ステージ。

◆TheatreGroup”OCT/PASS”
Vol.33“Play Kenji”♯6東日本大震災魂鎮め公演『人や銀河や修羅や海胆は』賛助出演。
2011.7/9-7/30宮城県内(大河原えずこホール・仙台錦町公園・瀧澤寺・秋保・古川)全8ステージ。
東北が誇る劇作・演出家、石川裕人を代表とする劇団。前身はアングラ劇団十月劇場。夢トラック出演時、裕人さんに誘われ震災後初の劇団公演参加。

◆絆支援員ワークショップ講師。仮設住宅を巡回する支援員のコミュニケーションワークショップを実施。

◆文化庁 H23-27年度「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」[東日本大震災復興支援対応]でさまざまなタイ芸能プログラムを実施。仙台市内・宮城県域の幼児~小学生にショーを届ける。

◆お芝居デリバリーまりまり
さまざまな場所にお芝居を届ける東京の俳優集団。タイの芸能を活かした取り組みも行う。『2009-10福祉職就労支援事業(厚労省委託事業)』『2011-12日本→ブラジルお芝居出前プロジェクト(静岡文化芸術大学・国際交流基金)』浜松公演~2012.8/6-23ブラジルツアー参加。

◆杜の都の演劇祭2012『深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール』プログラムディレクター。タイ芸能ショー含む構成、演出、出演。2013年2月1日(金)-3日(日)全6ステージ@タイ料理店サバイサバイ

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